松下幸之助の人の動かし方  感想

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経営の神様と言われた松下幸之助さん
昔に松下幸之助さんに関する本を読んで
言い知れぬ感銘を受けたことを覚えていますが、内容はさっぱり忘れてしまったので
今回は理念、理想を再確認
だから、この経営力、人づかい、人づくりの神様なんだなと思いました

この世から貧困をなくすために、より良く安い物で豊かな世の中を作る(要約)

この理想、理念、夢であり軸、生き方が会社の方向性となっていて
その為にはリーダーを育てる事が必要だという事

人づかい、人づくりに必要なのはやはり、理念、理想、夢、軸、生き方です

この本では主に「叱る、叱り方」にフォーカスしているように思います
叱り方も松下氏を真似る必要はない、それぞれの叱り方があると書いてあります

僕はなかなか人を叱ることはできません
でも叱る目的は相手の成長であることから
手段は沢山あるのだと思いました

叱ると相手の頭は一時停止します
その後、叱られた人はなぜ叱られたのかを考えた末、成長につながるわけです
だから、叱らずに相手の頭を動かしてあげて成長を促せる事ができれば一段階早いですよね
その為には相手の頭に問いかけてあげるのが一番です

「怒る」は過去の行為に対して注意するですが、
「叱る」は二度と繰り返さないように未来に目を向けて注意する行為
と定義付けできます

だから相手の成長に繋がるように、僕も理念・理想・夢・軸・生き方を常に意識し接しれるようにしていきます。

経営のお話も出てきます

苦手な事は得意な人に任せればいい
正解はなくとらわれない事
聞く事=教育であること
社長とは心配引き受け役であり、社長の給料は心配引き受け料である事
自分にしか出来ないからこその社長業
会社を大きくするという事は、雇用を生み社会に貢献するという事
人間誰しも欠点があり完璧ではないので、長所を見ていく事
常に謙虚であれ
人生は全て教育であり、学び成長し続けている事

など基本的ですが再確認する言葉も多く感銘を受けました

そして全ての人に対する謙虚な姿勢と、断固たる理念、理想
自分を律する努力
それらが松下氏の魅力なのだと確認しました

そして物が豊かにしてくれると信じて疑わなかった20世紀の偉人ですが
僕は物では豊かになりきれないと思っています
知恵、知識、行動こそが、21世紀を豊かに暮らす秘訣だと思っています

その豊かに暮らすための、知恵、知識、行動力を持った「人づくり」をして行くべきだと改めて思いました。

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